ジャンク箱にハイエンドスマホが転がってたのでお持ち帰りしてきた

投稿日時:04/02/2021

更新日時:08/20/2022

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2月の終わり、ふら~っと秋葉原に訪れたときにジャンクスマホショップがあることを思い出して30分ほど数百台のジャンクスマホを漁ってみました。

すると何やら見覚えのある1台が。ジャンクとは思えないほどかなり状態が良かったので4400円お支払いしてお持ち帰りしてきました。

お持ち帰りしてきた子

お持ち帰りしたのはなんと2017年6月発売「HTC U11」です。iPhone6sからAndroidに買い替えるときに有力候補になった1台でした。

Snapdragon835を搭載し、当時DxOMarkで世界最高のカメラスコアをたたき出したすごい子です。au版なので日本仕様に魔改造した全部入りスマホ。

多少のキズはあるけどジャンクなのに外装に割れがなく機能的にどこも壊れてなくてやけに状態が良かったです。なんでジャンク箱にぶち込まれてたんでしょうか…?なぞは深まるばかり。

追記:Felicaセンサーが正常に動作していなかったことが判明

外観・デザイン

バックパネルは「リキッド・サーフェス」と名付けられたガラス製。古さを感じさせない反射が美しいデザインですね!よく見るとマイクの穴が開いてる。

ディスプレイ面はエッジディスプレイというわけではないけど持ちやすさに配慮して端が丸みを帯びてます。指紋センサー兼ホームボタンは昔ながらの位置に。ナビゲーションボタンが両隣に埋め込まれていて光ります。

右側面は電源&音量で一般的な配置です。左側はなにもない。

上側面はマイク穴とsimカードスロット。

下側面はUSB-C、スピーカー、マイク穴など。

初回起動

ようこそ!一応データはリセットしときました。

ホーム画面にはau系アプリが目立つ。

プリインアプリはこんな感じでストレージは13.56GB使用。

Androidバージョンは8.0になってました。もしかしたらAndroid9.0が配信されてるかもしれんけどauのsimカードがないためかアプデできません。(は?)

スナドラ835の実力は?

Antutu・普段使い

Antutuの結果は248518点。今となってはミドルクラス並みの性能ですが、ブラウザやTwitterのスクロールで引っかかることはなく軽快に動作します。Mate 10 ProのKirin 970より快適かも。

ゲーム

ゲームはアズレン、ブルアカ、ウマ娘など新しめのソシャゲを問題なく遊べます。PUBGでは画質設定スムーズで60fpsの極限設定が出ました。やっぱり極限はハイエンドの特権…?

きれいなWQHDディスプレイ

スペック見ててびっくりしたんですけどディスプレイの解像度が1440pWQHDのバケモンでした… ひえぇ…ちょっと懐かしい16:9の画面比率。実はWQHD解像度のスマホを初めて使うんですが4Kの動画をYoutubeで見たりするとFHDと比べてかなりきれいに見えます。

デュアルスピーカーにも対応してるんで動画ゲームはかなり楽しめそう。一方で普通の文字などはわずかにくっきりしている程度で電池持ちの点であまりメリットにならないとも思ってしまいました。

エッジセンスで握って操作!

端末の両側面に感圧センサーが搭載されていて、握ることでカメラ起動やフラッシュライト、大抵のアプリの起動に割り当て可能。時々誤爆することもある。

Edge Launcherの起動に割り当てれば多量のアプリや機能に素早くアクセスできます。これは便利!!

フラッシュライトはほかのスマホよりめちゃクソ明るく感じた。

充電・電池持ち

充電はQC3.0対応らしく全然遅くないです。が、バッテリーが3000mAhなので電池の持ちは悪くゴリゴリ減っていきます。

節電のために解像度を1080pに落とす設定がないのは残念ですね。

DxO 90点のカメラ

たぶん記憶が正しければカメラ評価機関DxOMarkの得点を初めて特徴として謳ったスマホだった気がします。DxOの評価が正しいかというアレは置いといて、当時スマホカメラ最高得点の90点を記録していました。

構成は12MPの単眼です。

写真

 


ソフトウェアもハードウェアも古いのでAIによる補正はないし単眼のため超広角やマクロといった機能もないです。

が、さすがはかつて世界一のスマホカメラに輝いた意地を見せるが如く、味付けしすぎないちょうどいい色合いで細部まで鮮明な画が撮れていることがわかります。少しホワイトバランスが暖色寄りなので全体的に明るく元気な写りになっていて結構好みかもしれん。

プロモードやパノラマモードもちゃんとあります。

動画

光学式手ブレ補正が付いてるんで最近のスマホほどでないにしてもそこそこ安定します。画質は4K30fpsまで。

4つのマイクを使って音声を3Dオーディオで収録することができるようで臨場感のある音を収録できるだけでなく、ズームをするとズームした場所の音声が大きくなる音声フォーカス機能を備えています。

ハイパーラプスやスローモーション撮影もできます。

まとめ

✅いいところ

✅スナドラ835は現役
✅ディスプレイがきれい
✅便利なエッジセンス
✅実用的なカメラ
✅防水防塵おサイフケータイ

💔気になったところ

💔背面に指紋がベッタベタつきやすい
💔電池持ち
💔キャリア版
💔横にデカいので持ちにくい
💔イヤホンジャックなし

感想:やっぱハイエンドはよいなぁ

今HTCはスマホ事業では不調みたいですが、今回U11を触ってみてこんなにHTCは素晴らしいスマホを作ってるんだなということが知れました。またUシリーズのようなフラッグシップ作ってほしいですね。

いや~~~ジャンク箱の中からこんな掘り出し物を見つけるとは。見どころさんがありすぎて記事が長くなってしまった(まだまだ紹介しきれてない特徴もある)。

たった4400円でここまで遊べてすごく楽しかったのでまた機会があったらジャンクスマホ漁りに行きたいね。

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