今まで使ってたMi Band 4は気に入って毎日付けてたんですが画面が小さいので視認性が少し悪いのが気になってました。そこでワイの恒例行事になりつつある新年初ガジェットとして画面が大きく見やすそうなHUAWEI WATCH FITを買ってみることにしました。
開封・付属品
MediaPad以来1年ぶりのHuawei製品。
裏には概要と日本正規品であることがわかる日本語のステッカーが貼ってあります。
どーん 開けたらいきなり本体の某林檎スタイル。
下には両端に充電ケーブルと紙類が入ってます(このカットいる??)
付属品一覧
外観・デザイン
一見すると林檎時計っぽいけど縦長ディスプレイのおかげでちょっとスリムな印象です。他社との差別化うまいな~とおもいました。
高級感すげぇ!反射がかっこいい(小並感)
横はアルミ製フレームでボタンと謎の穴があります。こう見るとディスプレイが微妙に湾曲してるのがわかると思います。
裏面は充電のための接点と各種センサーを装備。
ミントグリーンのバンドは思ったより落ち着いた色でした。フレームの色とマッチしてて最高ですね!シリコン製(?)だけどそこまで安っぽくはないかな(Mi Bandよりはぜんぜん良い)。一般的な腕時計のバンドとは規格が違うのでバンドを交換するのは期待しない方がいいです。
アプリ
ペアリング、本体の設定、収集したデータを確認するには純正のHuaweiヘルスケアアプリを使います。使いやすいけどMi BandのMi Fitと比べると設定項目がだいぶ少なく感じます。
アップデートも何度かあったみたいで開封時に2回、この記事を書いてる時に1回ありました。
ちょうどいい装着感
スマートバンドとスマートウォッチの中間みたいなサイズ感で大きすぎず小さすぎずでちょうどいい! ずっとつけてても軽いので苦になりません。調整幅が広いので合わない人は少ないんじゃないかな。
見やすい縦長ディスプレイ
ウオオ!めっちゃ見やすいじゃん…!!! 今まで使ってたMi Bandと比べ物にならないぞ… 1.64インチの大きな縦長AMOLEDディスプレイを搭載。画面占有率は約70%。高精細で大きいディスプレイを生かして文字のフォントはくっきりしてるし、文字盤やグラフィックがすごく綺麗。操作感はスマホのようにヌルヌルではないけど快適。
文字盤
140種類の文字盤からアプリでインストールできます。心拍数や歩数、天気の情報も表示できる多機能な文字盤もあります。Mi Bandのように他社製のアプリから文字盤をインストールすることはできません(´;ω;`)
メイン画面長押しで本体に保存した文字盤を選択できます。
たくさんの機能
1万円前半のスマートウォッチとしては機能がどちゃクソ豊富。メイン画面を左右にスワイプするといくつかの機能にクイックアクセス、ボタンを押せばすべての機能が一覧で表示されます。紹介するのが長くなりそうですが頑張って読んでくださいね。
🏃♂️ワークアウト機能
96種類の大量のワークアウトモードとトレーナーがアニメーションでレクチャーしてくれる12種類のフィットネスコースを搭載。コースは5~15分程度なので気分転換や運動不足を感じたらサッとできる!
💓心拍数計測
24時間常に心拍数をトラッキングしてくれます。ちゃんとグラフ表示できるのでわかりやすい。検知頻度の変更はできないみたいです。
🩸SpO2 (NEW!)
最新のアップデートでSpO2血中酸素飽和度の測定ができるようになりました!24時間自動計測も可能です。
💃活動記録
その日の歩数やアクティビティを可視化してくれます。グラフが貯まっていく様子がみれるのでモチベ維持に期待できますね。
💤睡眠トラッキング
何時間でどのような睡眠だったのかをアプリ上でグラフにして細かく分析してくれます。レム睡眠や昼寝の計測もできるのはすごい。
時計からも睡眠時間を確認できます。
🌬️ストレスチェック・呼吸エクササイズ
静止した状態であればストレス値を計測できます。自分がいまどのくらいストレスを感じてるのかが数字でわかるので参考になります。ストレスを感じたら呼吸エクササイズで和らげるのもいいかも。
🎶音楽コントロール
スマホで再生中の音楽をコントロールできます。Androidのみ対応。
💬通知
ワイがスマートウオッチを使う一番の目的がこれ。スマホをポッケから出さなくても通知を見れるのは神。メイン画面の下からスワイプしてちゃちゃっと確認できます。しっかりアプリのアイコンもあって大きく綺麗に表示してくれるのでとても読みやすい。通知を1回開いたら消えちゃうのと通知が重複する不具合があるのはちょっとマイナス。
⛅天気
現在地の天気を確認できます。これ地味に便利なんですよね。アプリ一覧から開けば時間帯ごとの天気と週刊予報まで詳しく見れちゃう。アップデートでさらに太陽や月、潮の満ち引きまで見れるようになりました。
⏰ストップウォッチ・タイマー・アラーム
時計機能の御三家ももちろん搭載。タイマーはいくつかのプリセットから1タップでスタートできるし好きな時間で設定できます。アラームはスマートウォッチ本体から時刻を設定できてアプリと同期されます。睡眠トラッキングと連携して設定した時間帯の眠りが浅い時にアラームを振動させるスマートアラームはアプリから設定できます。
🔦懐中電灯
真っ白の画面の輝度を最大にして懐中電灯の代わりにしよう的なやつ。意外に明るい。
📲端末を探す
押すとスマホが最大音量で鳴ります。うるせぇ。メイン画面の上からスワイプで出てくる簡易設定画面からも起動できるけど誤爆が怖い。ワンクッション置くか無効にできるようにしてほしいです。
📸リモートシャッター(Huawei端末のみ)
EMUI10.1以上のHuawei端末だとリモートでシャッターを切れるみたいです。ワイのMate 10 ProちゃんはEMUI10.0なので無理そう。
その他
- 明るさ・スリープまでの時間を"自動"に設定可能。
- 通知をしない時間を指定できる。
- 運動の自動検出を有効にできる。
- Bluetoothが切断したときや1時間以上座ってると通知してくれる。(無効も可)
約10日の電池持ち&急速充電
常に身に着けるものだから電池持ちは大事だよね。睡眠の監視、心拍数の常時測定、自動ストレスチェックを有効にしているにもかかわらず、公称値のとおり10日くらい電池が持ちます。ワークアウトとか頻繫にすると縮むかもしれんけど毎日充電する手間がないのは最高! 充電がなくなったら付属のUSBケーブルを磁石で背面にピタッとくっつけて1時間しないで100%までフル充電。
まとめ
いいところ
- 見やすいディスプレイ
- 機能モリモリ
- トラッキングの精度の高さ
- 最大10日の電池持ち&簡単急速充電
- 比較的安い
気になったところ
- 文字盤の自由度の低さ
- 設定項目の少なさ
- バンドの交換✖
- 通知の重複バグ
- スマホのようなヌルヌル動作を期待してはいけない
感想:ほぼほぼ満足
画面が大きくて見やすいのに軽くて24時間着けてても違和感なし。高級スマートウォッチにも引けを取ることのない充実の機能。値段を考えれば不満点は妥協できます。これはいきなりベストバイにノミネートかもしれん。
一方そのころ…
ところでこの間日本市場にMi Band 5を投下したばかりのライバルXiaomiがさらに新たなスマートウォッチを投下してくるそうです。そっちもめっちゃ気になる。スマートウォッチ業界からも目が離せません。
追記:2021/10/19
既に発売されてるフレームがステンレスなエレガントエディションに加え、新しいカラバリと縄跳び計測に対応した新モデルが登場するみたいです。文字盤も新しく追加されました。