Pixel 6を今もメインスマホとして気に入って使っています。
なんか長い間使い続けたくなる魔法をかけられた気がしてます。その理由はなに?いいところと気になったところに分けてレビューしていきます。
この記事はPixel 6開封レビューの続きではあるので開封時の様子が見たい方はぜひ。
おまけとして最後にPixel 6aについても触れています。
✅いいところ
✅一新されたデザイン
個性的なカメラバーや光沢感のあるガラス素材を採用するなど、これまでのPixelとは全く違います。
賛否両論あるけど、いまGoogleが目指すデバイスの姿が映し出されてる気がしてこれはこれでよき!
Sorta Seaformのツートンカラーがお気に入り!
かわいい配色なので、欲を言えば横のフレームの色まで合わせてほしかった...
✅デカいスマホとしては
大型スマホの中では持ちやすい方で、手が小さい自分でもギリギリ片手で扱える絶妙な大きさだと思います。(デカいスマホ耐性が付いている個人の感想)
✅さくさくぬるぬる
SoCにはGoogle独自開発のGoogle Tensor、メモリも8GBあるため、普段使いでもゲームでも極端に重いものでなければさくさく動作し余裕がある印象です。
source:Googleストア
発色の良い6.4インチの有機ELディスプレイは90Hzに対応。Pixel向けの素に近いAndroidが軽いのもあって、ぬるぬる軽快に動いて気持ちいいです。
輝度も明るくて十分。
✅つよつよカメラ
メインの広角カメラに50MPの1/1.3インチ大型センサー「GN1」を乗っけてきました。GN1はvivo X60 Pro+(過去記事)などにも搭載されている評判のいいセンサーです。
超広角は12MPでメインほどのインパクトはありませんが、色味の差が小さいのでそこは評価できるでしょう。
Tensor搭載により画像処理も進化してるはずです。
写真作例(いっぱい)
※掲載のため圧縮しています
細部の解像度が高く鮮明。
見た色に近く味付けは自然。
逆光でもお手のもの。
ポートレート撮影は背景との境界もボケ味も完璧ですごい。人物だともっとすごい。
接写はセンサーサイズの大きさが活きる。
被写体をタップするとフォーカスが追ってくれるので、風が吹いてる時はありがたい。
逆に食事だと周囲がボケすぎる。
寄って撮影すると強みが生かせる。
夜景モードもなかなかいいぞ。
三脚使えば星空も撮影できる!(非圧縮・色味など調整済み)
モーションモードむずいよ~
レーザーオートフォーカスついてる割に場合によってはピントが迷いやすいときもある気がしました。
動画は4K60pまで撮影できて4K30pまでなら超広角に切り替えもできます。
手ブレ補正が強くて自然な感じなので、動画撮影機材としても優秀。
✅あると便利なPixel独自機能
普段使うことはぶっちゃけそんなにないけど、レコーダーの文字起こしや写真の消しゴムマジック機能はあればそれなりに便利だし、会話のネタになる。
Pixelの目玉機能といえば上の2つが挙げられがちだけど、個人的に「この曲なに?」を推したい!
付近で流れてる曲を調べられるAppleのShazamみたいなもんですが、OSレベルで組み込まれてるのでロック画面に表示されアプリを立ち上げなくていいのでとても楽。
✅電池持ちは良好
バッテリー容量は4614mAh。なんでそんな中途半端な数値にしたんだって思うけど、大容量だしTensorが意外と省電力なのでハイエンドとして電池持ちは優秀に感じます。
いっぱい使うときで1日、あんま使わないときで2日くらい持つかな~
✅日本人がほしがるアレ
防水防塵おサイフケータイ?当たり前でしょ?って感じでしれっと搭載されてる。
防水防塵はIP68等級の安心感、FeliCaセンサーはカメラの中央下あたりあるのでタッチしやすい。
✅アップデートで常に最新安全
Google謹製なのでAndroidのセキュリティアップデートが1ヶ月に1回降ってきます。不具合が修正されたり時々新機能が追加されることも。
つい先日最新のAndroid 13の大型アプデが速攻やってきましたよ。
💔気になったところ
💔本体が重い!
デカいのはまだいいとして本体だけでも重量が207gもあります!ここからケースやフィルムをつけるとなると...
変形するダンベル(過去記事)ほどではないが、ずっと使っててふと、疲れた!!!!!っていう瞬間が必ず訪れます。
ケースは重量と横幅の増加を最小にするためにCASEFINITE社のThe Frost Air(過去記事)を愛用しています。
6aがダイエットで減量に成功しているので、7は少しでも軽くなるといいですよねー
💔生体認証について...
発売当初から騒がれてた画面内指紋認証ですが、他社と比べほんの少し遅いもののガラスフィルム越しでもほぼ問題なく使えています。
使う人の指の状態に依りますが、自分は9割以上成功しているのでノンストレス。Android13になって多少良くなった気がします。
あとは自宅で使うとき用に顔認証があれば…
💔充電は遅め
USB PD PPS規格で最大21W給電に対応しますが、さほど速くない。100%までだいたい1時間半くらいはかかりますね。
専用のPixel Stand(高い)で21Wの高速ワイヤレス給電にも対応します。
💔Bluetoothのショートカットが不便
Android 11まではクイックパネルからデバイス一覧のポップアップを開けたのに12からそれが消えちゃった。まじで帰ってきてくれ。
右の画像はPixel Experience 11(Rakuten mini)
💔キャプチャーの音がでかい
カメラのシャッター音やスクリーンショットの音がでかいし消せないです。
【朗報】Android 13にてマナーモード、サイレントモード時にスクショ音のみ無音になりました(着信の音量に左右されるようになった)。こーれ神です。
Pixelに対する要望
ここからはPixelに対する個人的な要望です。
ボタンの配置について
有名な話だけどPixelのボタンは他の多くの泥スマホとは電源と音量の配置が逆。たまーに混乱するので業界で統一しません…?
天気アプリ
天気ウィジェットを押すと詳しく天気が見られるけど、動きがない簡素なものです。
他社は凝ったアニメーションを使った独自アプリがあったりするのでちょっとさみしい気持ちになります。
モザイク編集がない
これはPixelというよりGoogleフォトに対する要望なんですが、現状モザイクをかける機能がありません。
よく使うのでいまは外部のアプリで編集していますが、メーカーによっては標準で機能がついてます。
消しゴムマジックの技術を応用できると思うんですけど...
まとめ
感想:人にお勧めしやすく長く使いたくなる
ハイエンドとしては手が出しやすく、人に「Androidどれがいい?」って聞かれたら、とりあえず推すくらいにほしい機能がだいたいそろっててバランスがいい1台です。
(最近はPixel 6aをおすすめしてますが)
広告いっぱい打ってるせいか、詳しくない人も反応くれたりするのでうれしい。そういう面で特徴的なカメラバーは正解かもしれませんね。
中華勢のようなとがった部分は少ないけど逆にこのシンプルさが良いし、定期的に新機能が降ってくるので飽きが来にくい。Google謹製の安心感もあります。
長く使ってたくなる魔法ってそういうところなのかなぁと思ったところです、、
おまけ
6aとの違いについて
ちょっと前に廉価モデルのPixel 6aが登場したばかり。Tensorを搭載しつつサイズが小さくなり軽くなったこれまた魅力的な1台です。¥53,900。
背面素材はプラスチックかな。
持ちやすくてありよりのありな反面、90Hzのディスプレイや大型カメラセンサーなどが削られています。
6無印は重いけど値段なりの良さを再確認できました。
機能や性能はほぼ一緒なので、こだわりなければ6aでもOKです。
今後も楽しみ
今年はPixel 7、7 Pro、腕時計のPixel Watchが予告されてて、更にはカメラ特化の7 Ultra、フォルダブルのNotePadが噂されてるみたい。
Pixelが激アツどころか沸騰しているので、注目というより粘着していきたいです。