この前日本の有識者のなかでrealme 7 5Gがすごく話題になってましたけど、個人的に重さと横幅がネックだったんでrealmeで軽くて少しだけコンパクトなのを探したらコレでした。Aliexpressで購入、約2週間で到着。しばらくメインとして使用したのでレビューしていきます。
開封・付属品
realmeの箱はどれもまっきっきで眩しい。ガッチガチの梱包で届いたので箱の潰れは皆無でした。
5G快速充電スマホ。真我って厨二っぽくてかっこよくないですか?(は??)
世界中に4000万人の若者がいます 飛躍する勇気
開封シーンは最近のスマホでは見慣れた感じですね。
USB-CケーブルとsimピンとACアダプター。
基本的なものはすべて付属してます。いつものスモーク色のギッチギチTPUケースもあるよ。
中国国内モデルなので65WのACアダプターは日本のコンセントにそのまま刺さるタイプでした。地味にうれしい。もちろんPSEマークは無し!w
ちゃんと保護フィルムも貼り付け済みでたすかる。静電気エグくて汚れやすいですけど。
背面がクソ上品!デザインだけで買う価値アリ
いや~何度見ても惚れ惚れしちゃいます。色はほかにもあったけどレザー調になってるライトグレー以外眼中になかったですね。流行りのでかでかと文字を印字するデザインだけどこれは彫ってあるだけなので、変に目立たずチラ見せする感じは悪くないです。
カメラ回りは長方形に収められててすっきりしてる。そんなに出っ張ってないのもGood!
マットな背面にrealmeのロゴがキラッと光るのまじでたまんねっすわ~~
ディスプレイ面には左上に小さなパンチホールがあります。顎のベゼルは思ったより厚い。もうちょい頑張ってほしかった。有機ELの色味はかなりいい感じ!だだしその代償として高リフレッシュレートが犠牲になったのだ…
ボタン類は左右に分かれてます。スクショの誤爆しやすいのどうにかならないんですかね…
端子類やsimは下にまとまってます。イヤホンジャックは無し。
厚さ8.1mmに175gと薄型軽量ですごく持ちやすい!
初期セットアップ
いつものように言語選択やWi-Fiと指紋認証とかの設定が終われば早速ホーム画面に……
ってなんですかこの大量の中国語のアプリは!?プリインだし消せないよね???
消せ…る?!消せるぞ!!!こうしてほとんどの中国語アプリを消すことができました。やったね! 2GBくらい浮いた。
Google系のアプリはインストールされてない
例によって最初からPlayストアは入ってませんでした。ブラウザからApkPureにアクセスしてPlayストアのAPKファイルを落としてインストールしました。Playプロテクト認定も問題なかったです。これで安心して普通のAndroidスマホとして使えます!
まるでグローバル版のようなホーム画面になりました本当にありがとうございました。
Dimensity 800U+8GBメモリでサックサク!
Antutu
Antutuベンチマークを高パフォーマンスモードにして回してみました。スコアは約340000点でSnapdragon765Gに迫るほど。や、このスコアだったら普段使いどころか重めの3Dゲームも設定次第で快適に遊べちゃいますね。
普段使い
アプリの立ち上がりがMi9Tのスナドラ730と比べても明らかにはやい。180Hzのタッチサンプリングレートと相まってか、とてもサクサクサクサク軽快に動作します。Twitterのスクロールも引っかかりがない。一方で若干ブラウジングが苦手なのか一部のWebサイトでちょっとカクつくことがありました。それでも3万未満の価格帯ではかなり優秀だと思われ。
10個以上アプリ立ち上げても余裕でタスキルされなかった
ゲーム
最近リリースされたブルーアーカイブやウマ娘など3Dグラフィックが多く使われたゲームでも快適にプレイできます。もっと重いPUBGなどのゲームはカジュアルに遊ぶ程度ならいいけど、60fps出す設定が出ないのでガチで勝ちを求めるなら素直にハイエンド機買おうね。
フレーム設定の極限が出なかった
爆速充電も健在
世界を驚かせたX2proの超急速充電も引き継がれてます。50Wから65Wに若干パワーアップ。0%から約45分でフル充電できました。何故かX2proより速くはなかったです。(バッテリーが2つに分かれてないため?)
電池の持ちは良くも悪くもないかな。軽い作業でもスリープ状態でも割と減ってきます。MediaTek製チップを積んだ端末の電池持ちが微妙という都市伝説は本当なのかもしれん。それでもライトに使うなら2,3日持たせることはできます。
生体認証
インカメラでの顔認証と画面内の指紋認証ができます。併用もできてどちらも速度がストレスになることはないです。
カメラ
カメラ構成は48MP標準、8MP超広角、2MPマクロ、2MPモノクロです。標準超広角以外は正直おまけです。各センサーモジュールのメーカーは不明。
写真
作例
標準
超広角
食べ物
ポートレート
マクロ
夜景モード
AIモードを有効にしても色を盛りすぎない自然な色合いで撮影することができます。風景の写真は拡大してもノイズ感が少なくてくっきり写ってる。あんま期待してなかったけど意外といい写りをしてくれました。realmeやってくれるねぇ。
動画
4K撮影は出来るけど手ぶれ補正は1080p60fpsまで。さらに強力な最大手ぶれ補正と超広角カメラは1080p30fpsまで。OISはついてないけどソフトウェア処理で頑張ってるなぁって感じ。撮影中のレンズ切り替えはできませんね。目新しい機能としては動画版プロモードの映画モードがあります。
意外な落とし穴
優秀な端末にも穴はあるんだよなぁ…
中国国内版
中国国内版なのでところどころ中国語のところとかPlayストアがインストールされてなかったり普通のAndroidとして使うまでに手間がかかります。一方でACアダプターを変換せずにコンセントに刺せるのは爆アド。
ソフトウェアアップデートのパッチノートはいつも中国語
Widevine L3
要するにアマプラやネトフリでフルHD画質のストリーミングできません。よく見る人は要注意!
NFCなし
NFCを使ってBluetooth接続したいとかGooglePayで決済したいとかは無理ですね。
モノラルスピーカー
ライバルのエントリー帯にもデュアルスピーカーが搭載されてきてるのでここは頑張ってほしい。
Googleロケーション履歴
個人的に一番残念だったのがロケーション履歴がこの端末で有効にできなかったこと。APK導入してもだめでした~。RakutenMiniなどサブ機持ってってカバーします。
まとめ
いいところ
- 軽くて持ちやすい
- クソ上品でかっこいい指紋がつかないレザー調背面
- ハイエンド級にも負けないヌルサク感
- 45分で爆速フル充電
- クリアで自然な色合いの写真が撮れるカメラ
気になったところ
- 中国国内版特有のクセ
- MediaTek製SoC特有のクセ
- いくつかの削られた機能
感想
realmeの中でも比較的マイナーな機種だけど、薄型軽量なので取り回ししやすくそれぞれの性能や機能が平均点以上のバランスのとれた端末に仕上がってると思いました。一番の魅力はライトグレーのレザー調背面、最高にかっこいい!裸で運用してドヤりたくなりますね(ニチャァァァ ギラギラした背面に飽きたスマホオタクにおすすめ。