2021年12月から発売したばかりのハイエンドスマートウォッチ、HUAWEI WATCH GT3をゲットしたのでレビューしていきます。
新年の始めにガジェットを買う習慣(通称:初ガジェット)があるので、前から気になっていたHUAWEI WATCH GT3の46mmクラシック版を思い切って買ってしまいましたよ!!!
価格はビックカメラの店頭で33,231円。交渉して5%ほど安くしてもらいました。これに加えてポイント10%とHUAWEI Scale 3(体組成計)のおまけがキャンペーンで付いてお買い得でした。
前作GT2からいろいろ大幅に進化し、ロマンあふれるスマートウォッチなっているので、早速開封してデザインや機能などチェックしていきましょう~!
いざ開封!
高級ガジェットの外箱といえば... そう!黒い箱です!!! 箱フェチなのであまりのかっこよさに卒倒しています。
開封~~~!ふつくしい...!
付属品は本体に充電器、紙類とすっきりした感じ。
上質な素材でロマンあふれるかっこいいデザイン
本体
1.43インチの大型AMOLED画面。普通のガラスなので使ってるうちに傷がつくかも。好みが分かれそうだけど周囲には秒数の刻印が施されてます。
本体のフレームにはステンレスを採用した贅沢な仕上げ!もちろん50m防水でプールに沈めても大丈夫!(革製バンドの取り扱いには注意)
右サイドにボタンが2つ。左が割り当て可能なショートカットボタンで右がデジタルクラウン搭載のホームボタンです。2つの間の下にスピーカーを備えます。
上のデジタルクラウンはギザギザの加工がされていて「HUAWEI WATCH GT」という刻印が入ってます。すごくこだわりを感じる部分。
裏はセンサー部分がガラスで守られていて、その周囲のプラスチックはツヤッツヤの黒。ここは見えないし汚れやすいので個人的につや消しの方がよかったかと思います。
バンド
バンドはカーフレザーという子牛の本革のものです。きめが細かく肌触りが良いのが特徴だそうです。
シルバーのフレームに絶妙な光沢感のある茶色のバンドがとても似合ってますね!
他のバンドへの交換も簡単そう。
バックル部分はステンレス製。HUAWEIの刻印がかっこいいね。
ただ、1つ目のリングがバックルに近すぎるので、ベルトを通すとき外すときにベルトに負担がかかって心配になる。
文字盤
HUAWEIは文字盤のストアがすごく活発なので、無料有料のもの合わせて1000種類以上の文字盤がそろっています。
この画面にあるのはほんの一部。
気に入ったものをいくつか
案外ベゼルがあるので黒背景のものの方が見た目は良さそう。
つけてみた
丸型スマートウォッチもいいね~ 適度にきらきらしてて存在感たっぷり✨ 手首ほっそ
大きめだけど着けてて違和感はないし、42.6gという重量の割に軽い着け心地なので1日中着けたまま過ごせるといった感じです。
ヌルヌル大型ディスプレイ&クラウンの快適操作
処理性能やソフトウェアの進化のおかげか、今までのものと比べて格段にヌルヌル動作します。
加えてデジタルクラウンでスクロールできるのでとても操作しやすいです。
この操作性の良さは文章と画像だけだと体感できないので、ぜひ1度量販店のデモ機を触ってみてはいかが?
HarmonyOS2.0搭載 数々の機能で健康になろう
HarmonyOSだ~!!!!!
ちなみに上位のWATCH 3に搭載されているマジモンのHarmonyOS2.0ではなく、GT3にはlite版HarmonyOS2.0が搭載されているみたいです。それによって電池持ちが犠牲になりません。
UI周り
ホーム画面の左に行くと、Assistant・TODAY画面になり天気と再生中の音楽にアクセスできます。HUAWEIスマホ限定の連携通知機能もあるらしいよ。
ホーム画面の右にはお気に入りのアプリカードを最大6個並べられます。最後のカードまでスクロールしてもループはしない模様。
アプリのグリッド表示が見やすい。従来のリスト表示にも変更できます。
ここからは機能を1つ1つ簡単に紹介していきます。
ワークアウト
引き続き100種類以上のモードがあるほか、ランニングに特化したAIランニングコーチが簡単な設定を済ませることでトレーニングのプランを提案してくれます。
GPSの精度は5つの測位システムに対応しているてんこ盛りなのでなかなかに正確。
過去のワークアウトの詳細をスマートウォッチ上で確認できます。
ワークアウトを通して、自分のランニング能力やトレーニングの負荷、トレーニング終了から回復までの時間を確認できます。
心拍数モニタリング
心拍数の24時間連続計測をします。センサーがHUAWEI TruSeen 5.0というものに進化してより正確に計測できるようになったらしいです。
血中酸素モニタリング
最近のスマートウォッチでは当たり前になりつつある血中酸素の24時間連続モニタリングにもちろん対応します。個人的にはあまり使わないですけど...
皮膚温度測定
皮膚の表面温度を測定できます。中国版だと体温を推定してくれるようですが、グローバル版は残念ながら塞がれてるようです。体温測定できたら今のご時世めちゃ便利だったのに...!
設定で連続測定にすることもできます。
Healty Living
目標の時間に起床入眠することや水を飲む、笑顔、散歩などのタスクをクリアして、チェックリストを埋めることで健康になりましょう的なヘルスケアアプリの機能がスマートウォッチ上で確認できます。
活動記録
その日の運動アクティビティがグラフ形式で一目でわかります。下にスクロールすれば歩数や消費カロリーなど詳細をチェックできます。
睡眠
時計をつけたまま寝ることで睡眠の時間が表示されます。睡眠グラフなど細かい情報はスマホ側でないと見られないので時計側でも見られるようにしてほしいところ。
ストレスモニタリング・呼吸法訓練
ストレスをどのくらい受けているか0~99の値で表してくれて参考になります。
ストレス値が高くなったら呼吸法訓練で心を落ち着かせるという使い方ができますね。
通話・連絡先
着信を時計側で応答できるほか、マイクとスピーカー内臓のためスマホを取り出さなくても通話もでき便利です。Bluetoothイヤホンなしでは会話の内容は垂れ流しになりますが。
通話履歴やアプリでよく使う連絡先を登録することで発信も可能。
音楽
スマホの音楽コントロールはもちろん、時計に音楽を保存できてミュージックプレイヤー代わりになります。
気圧計・高度計
気圧計は気圧を見れるだけじゃなくて気圧低下を通知する機能があるので、天候による体調管理に一役買いそうです。
高度計は山とか登るとき楽しそう。あんま正確な気はしないけどね。
コンパス
方角がわかるよ。
通知
絵文字には対応してないものの大きくて見やすいです。アプデでアプリごとに通知がスタックされるようになりました。一度詳細表示すると消えてしまうのはマイナスポイント。
天気
現在の天気だけでなく、1時間ごとの天気、週間天気、太陽と月の出入り、月相、潮汐などそれいる?みたいな細かい情報が確認できます。
ストップウォッチ・タイマー・アラーム
特に紹介しませんが表示が大きいので設定しやすいな。
懐中電灯・デバイスを探す
腕時計で暗闇を照らしたり、スマホからデカ音を鳴らしましょう。
AppGallaryからアプリを追加する
アプリをインストールして機能を拡張できます!しかしアプリストアがあんま盛り上がってなくて、使えそうだな~ってのが計算機とPetalマップのルート案内機能くらいかな。
超ロングライフ&簡単充電
電池持ち
自動測定は血中酸素と皮膚温度以外はONでワークアウトはしてない状態で、買ったときに80%だったバッテリーが0%になったのは、なんと丸12日後でした。この調子ならスペック値通り14日間は余裕そう。
当然ワークアウトしてガンガン使ったらもっと短くなるけどね。
無線充電神
付属の充電器をくっつけるだけでも充電できるけど、すごいのはqi対応ワイヤレス充電機なら何でも充電できるところ。専用の充電器を用意するまでもなく、置くだけなので神。
そのかわり充電速度が犠牲になって1時間半くらいはかかる印象。
まとめ
いいところ
- 上質な素材でロマン溢れるデザイン
- 意外に軽い着け心地
- 大型ヌルヌル画面とデジタルクラウンで快適操作
- 数々の健康&便利機能
- 14日の電池持ちとワイヤレス充電でバッテリーの心配いらず
気になったところ
- 人によっては大きい (42㎜モデルを選べばおk電池持ちは半分だけど)
- 画面がサファイアガラスじゃない
- 付属のバンドが若干着けにくい
- AppGallaryが充実してない
- 充電速度がいまいち
感想:ロマンあふれる上品さで機能と電池持ちのバランスが魅力
ステンレスや本革など上質な素材がふんだんに使われていて、所有欲を満たしてくれる一本。
滑らかな動作と快適さはこの価格帯としてはピカイチで、より高価なフラッグシップ機にも負けてないと思います。
それなのに電池持ちはほぼスペック通り驚異の14日間!必要な機能に絞って軽量化して実現してるようですが、それでも使いこなせないほど高機能です。
より盛りだくさんなスマートウォッチも存在するけど高いし電池持ち悪くなるし、あくまでスマホの補助をする兼健康管理デバイスと考えたらこのくらいがちょうどいいのかもしれません。
機能と電池持ちのバランス、そして見た目や素材が良くて高級(?)腕時計としては価格が抑えられている。
そんな全体的によくまとまったHUAWEIらしい素敵なスマートウォッチでした。
FITの方(記事リンク)はまだ手放してないので気分やTPOに合わせて使い分けていこうと思っています。
今回はここまで。長かったけど読んでくれた人に感謝。