2021年はXiaomiの年になりそう... Xiaomiの格安ブランドPOCOからとんでもない超絶コスパのスマホが2台世に放たれました。POCO X3 Pro と今回レビューするPOCO F3 です。POCO X3 Proはスナドラ855のオーバークロック版であるスナドラ860や120Hzディスプレイ、デュアルスピーカーを搭載しながらもAliexpressのワールドプレミアで最安価格199ドル〜とかいう鬼のような激安価格で発売されました。一方POCO F3は299ドル〜でさらにスペックもいろいろパワーアップしています。クーポンや在庫の関係で最安価格では買えませんでしたけどセール開始と同時に即購入して実機を手に入れたので詳しく見ていきます。
開封・付属品
最近海外からこんな小包が頻繁に届きます。完全にア◯ネス◯キオンですね本当にありがとうございました。
エアーでがっちり梱包されてます。
今回購入したのはワイヤレスイヤホンとのセットで¥39332でした。これでも十分すぎるくらい安いんじゃないかな。イヤホンの方は別で簡単にレビューしようと思ってます。あとおまけで変換プラグもつけてくれました使わないけど。
本体のパッケージは漆黒です。
開封するとサンキューカード的な紙が出てきました。てかPOCOのイメージカラーって某realmeと丸かぶりしてますよね気にしたら負けですかね(?)
内箱をどかすと本体とご対面できました。フィルムに簡単なスペック紹介があります。本体の下にはもちろんアレが入ってます。
付属品は紙類、TPUケース、USB-C to 3.5mmジャック、本体、33W対応ACアダプター、USB-Cケーブルです。POCOのブランドステッカーは地味に嬉しいかも。
画面保護フィルムも貼ってあって何も用意しなくてもすぐ使えました。
外観・デザイン
ベゼルの細さは格安スマホとしてはかなり頑張っていてぱっと見Galaxyっぽさある。パンチホールはこれまで見てきた中でトップクラスに小さいです。
ほんとはブルーがよかったんですけどセールで即完売してたんでホワイトに。すりガラスな感触が素晴らしくずっとスリスリしてたくなります。白色の反射は落ちついた印象で逆にこっちで良かったかも。
カメラ周りはかなり主張が激しいけどこれまでにない感じなので新鮮でよき。最近のXiaomiでよくみられる2段階の出っ張りがあるデザインで机に置くとガタガタガタガタします。
右側面には音量ボタンと電源ボタン兼指紋認証センサー。左側面には何もなくつや消し加工になってます。
下側面はスピーカー、マイク、USB-C、simカードスロット(sim2枚、microSD不可)。
そして上側面にはリモコンIR、マイク、スピーカーの穴。上下の側面だけつやがあるデザインになってます。
大型のスマホなので決して持ちやすくはないけど、重量196g 厚さ7.8mmと改善されてて頑張ったな〜って感じ。
スナドラ870の圧倒的コスパ
Antutu
スナドラ870は865のオーバークロック版と言われています。早速Antutu v.9を回してみました。スコアは66万点台とハイエンドクラスの素晴らしい点数を叩き出しました。
普段使い
非常に軽快に動作するんで普段使いではほとんどストレスにならん。むしろオーバースペックかも。
ゲーム
ゲームにおいては性能をフルに発揮します。2Dのゲームや比較的軽いウマ娘はもちろんCOD、PUBG、原神などの超ヘビー級ゲームまでも難なく動かしてくれます。
FHDウルトラ、画質を下げれば極限が設定可能
5G通信もできる
都心とか行けば5Gの電波を掴みます。アキバにて初めて5Gピクトが立ったのを観測したので感動。
なめらかできれいなディスプレイ
6.67インチの大きなディスプレイを搭載しています。ただの有機ELじゃなくてE4 AMOLEDとかいうちょっといいやつらしいです。
その上120Hzの超ヌルヌルリフレッシュレートも使える豪華仕様。まぁ120Hzにすると電池消費が多少早くなるけどね。それにしてもこんなの3万のスマホに載せちゃって本当にいいのかXiaomiさん…?
デュアルスピーカーの暴力
横で持ったとき左右で鳴るようにちゃんとしたスピーカーが配置されてます。Dolby Atmosに対応してて、スマホのスピーカーとしてはバカデカい音量と鮮明な音質で鳴ってくれます。動画とかゲームするときめちゃくちゃ良いよこれ。イヤホンジャックがあればオーディオ周りも完璧だった...
申し分ない電源周り
最大33Wの急速充電、4520mAhの大容量バッテリーで電源周りも隙がありませんね。ライバルは65Wの充電で殴ってくるけど33Wでも1時間しないで充電できるためこれで必要十分では?になりました。
電池持ちは購入直後はバッテリードレインが気になったけどパッチが入って改善されたような気がします。丸1日外出してウマ育てたりして残り30%程度だったんで、ヘビーに使って1日、ライトに使えば2〜3日は持つような希ガス。アイドル時の消費はそれなりに大人しいです。
パッチ前
パッチ後
爆速生体認証
顔認証はインカメラ。指紋認証はあえて側面。どっちも本当に速いので一切不満なしです。画面内指紋認証みたいなロマンはないですけど認証のしやすさでありよりのありだと思いました。
マクロ撮影が楽しくなるカメラ
唯一コストカットしてきたなというところがみられるカメラ周りですが、それを優秀なマクロ撮影で相殺しているのが面白いと思います。圧倒的存在感があるカメラの構成は48MP標準(IMX582, Mi 9Tと一緒)、8MP超広角、5MP望遠マクロという3眼構成。コストカットされてるとはいえ普通に撮る分には十分なんじゃないかな。
作例
その他特徴
触覚フィードバックが独特
POCOだけにぽこぽこっとした振動をします。他のスマホにはない感じです。
Android 11ベースのMIUI 12
ゴリゴリにカスタムされてて賛否が分かれるMIUIですけど、設定画面などのビジュアルが視覚的に見やすいし、カスタマイズできる項目が多くてかゆいところに手が届くのでワイは良いと思ってます。ただタスクの一覧は普通にしてくれ。
まとめ
いいところ
- フラッグシップ級の贅沢ディスプレイ
- スナドラ870は何をするにもサクサクだし安定してる
- デュアルスピーカーに感動した
- すりガラスな背面がお気に入り
- マクロ撮影が楽しくてクッソ捗る
気になったところ
- デカい(改善はされてる)
- イヤホンジャックはありません
- カメラの出っ張りでガタガタする
- 最小構成だとメモリが若干少ない(6GB)
- クーポンコード使わせてくれなかった
感想:完成度高いのにお手頃
Xiaomiさん仕上がってきてるな... 性能よし、ディスプレイよし、デザインよし、オーディオよし、カメラ普通でパフォーマンスに特化しつつも非常にバランスがよくて、価格を考えなくても文句のつけどころが無いように感じる1台です。これを3万円〜で実現したのは素晴らしいの一言に付きます。いい時代になりましたね〜〜(誰?) せっかく手に入れたのでうまぴょい、ゲーム、マクロ撮影用端末として末永く活用していきたいと思います。
おまけ
いい感じのケースも同時購入しました。本体を注文したあとケースを探してこれにするか〜って思ったら本体とセット販売してたのと同じものでした() 最初からそっちにしときゃよかったね。¥800円とアリエクだと高級なケースだけにしっかり化粧箱に入ってました。
素材はポリカーボネート。はめたり外したりするときはギチギチです。質感は割と良好で滑りにくい加工がされてる。穴の位置も完璧で、カメラ部分の特徴的なデザインが際立ちます。結構がっちりめなので重量と横幅が増える感はありますけど外に持ってくときとか重宝しそう。